Daz3Dでは数多くのフィギュアが販売されているので、どれを購入すれば良いのか迷いますよね。
もちろん、見た目で選ぶのが最も重要ですが、フィギュアの中には他のフィギュアにも使いまわせるアイテムが一緒に同梱されていることも少なくありません。
例えば、瞳の色やタトゥーなどのマテリアルが付いてきたり、表情や体形のモーフが追加されるなど、もしかすると別費用でモーフを購入する必要が無いかもしれません。
今回は、フィギュアを購入してインストールすると、Daz Studioにどのようなアイテムや機能が追加され、使い勝手はどうなるのかについて、Genesis8.1のフィギュア「Eunji」を使って説明致します。
これからフィギュアを購入しようとする方は必見です。
購入したフィギュア「Eunji 」
私がDaz Studioを始めた際、一番最初に購入したフィギュアが３つあって、その中の１つが「Eunji HD for Genesis 8.1 Female」です。
一番の決め手は日本人っぽい顔立ちに魅力を感じたからなのですが、Detailを見るとアイテムが結構付いてくるので、お得感があります。
以下は、Detailと What’s Included and Features のGoogle翻訳です。
以下は詳細の名用ですが、いろいろと付録がついていそうですよね。
Genesis 8.1 WomanのEunji HDには、リアルでわずかに様式化された顔の形、HDのボディとヘッドのモーフ、PBRとUberのマテリアルプリセット、FiberMeshの眉毛、解剖学的ヘア、眉の有無にかかわらず8つのメイクアップオプション、8つのリップカラー、6つのネイルデザイン、ノーマルマップ、胴体のタトゥー、10の彫刻された表現、およびさまざまなL.I.EおよびSSSオプションが含まれています。
Google翻訳なので多少おかしいですが、10の刻印された表現とは10種類の表情モーフのことだと思われます。
リップカラー、ネイルデザイン、タトゥーの他、眉毛、メイクアップのオプションなどのマテリアル(Materials)も付いてくると書かれています。
なお、「含まれるものと機能」の中に、解剖学的要素という記載があるので、股間部分のデリケートゾーンにモザイクは掛かっていないということになります。
写真と実際のモデルを比較
よく「看板に偽りあり」と言われますが、商品写真の Eunji と、Daz Studio にインストールして3Dモデル化したものに、どれだけ違いがあるのかについて比べてみました。
商品画像とは髪型が異なること、光をうまく使っていて立体感があることで別人のように見えるかもしれませんが、よくよく観察すると同一人物に思えます。
これを「看板に偽りあり」と考えるのか、「こんなもんでしょ」と考えるかは、人それぞれです。
だだ、実際にDaz Studioの編集時にどのように表示されのるか、普通にレンダリングするとどの程度のクオリティになるが、これで把握できたと思います。
しかし、見比べて感心させられるのは、やはりプロ（アーティスト）の技量です。同じ Eunjiという素材を使っているにも関わらず、このクォリティの差は何なんだ！と思ってしまいます。
追加されたアイテム
下図は、Daz Centralでインストールした直後のDaz Studioです。
Daz Studio を起動した状態で、Daz Central でアイテムをインストールすることは可能ですが、そのままでは表示されないアイテムやパラメータがあるので、一旦Daz Studioを終了し、再起動するほうが無難です。
Materialsに追加されたもの
Materialを選択すると、リップやネイル、アイシャドウなどのコスメ関連のマテリアルが数多く追加されています。
瞳の色も6種類追加されており、タトゥーなども使えるようになっています。
Shapingタブの「All」と「Actor」に追加されたもの
Shapingタブの「All」には、アジア人を特徴づけるボディ（体形）関連のモーフが追加されています。
例えば、背の高さや胸の大きさなどが標準添付のフィギュアより小さめになっています。
また、「Actor」タブの一番下には「MOS Eunji」が追加され、顔立ちと体形を標準のGenesis 8.1 Basic Female から、どの程度Eunjiに近づけるかを指定することができます。
Parameterタブの「All」に追加されたもの
Parameterタブの「All」には、Shapingタブで追加されたパラメターに加えて、10種類の表情モーフが追加されています。
この10種類のモーフは完成度が高く、別売の表情モーフでもパラメータを調整しないと実現できないような、微妙な表情がサポートされています。
他のフィギュアへの適用
標準添付の「Genesis 8.1 Basic Female」に Eunji のマテリアルとタトゥー、瞳の色、唇の色を適用してみました。他のフィギュアにもちゃんと利用できることが分かります。
表情モーフの適用
「Genesis 8.1 Basic Female」に4つの表情モーフ（Expression04,Expression06、Expression08、Expression10）を適用してみました。
同時に複数の表情モーフを適用しても、問題ありませんね。
まとめ
今回は Genesis8.1用のフィギュア「Eunji」について、インストールするとDazStudioに何が追加され、使い勝手がどう変わるかについて、実例を交えて解説しました。
フィギュアをインストールすることで追加されるアイテムや機能は、フィギュアによって異なりますが、何が付属しているかはアイテムの詳細ページに詳しく記載されています。
この内容をよく理解しておけば、わざわざ別費用で他のアイテムを買わなくて済むかもしれません。
フィギュア購入の際は、この記事を思い出してベストなものをご購入下さい。
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